近代文学における味わいとその香り

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zoom RSS 改札を出でて

<<   作成日時 : 2017/07/25 12:21   >>

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阪急梅田駅の、ホームと直接繋がる改札を出てエスカレーターを降り、動く歩道に押されるように進むと一気に視界が開ける。天井が高いからだろうか。右手には阪急百貨店の大きなショーウインドウが並び、中ではモダンな柄の浴衣を着たマネキンが自然なポーズをきめている。
 サラリーマンが、外国人の観光客が、更に奥で待ち構えるエスカレーターへ向かって、力強く歩いていく。まるで滝へ吸い込まれる川の流れのようだが、一体感は薄く、また、人々の足取りからは自分の意志でそこへ向かう生命力が感じられる。この景色が好きだ。毎朝、8時、通勤の途中に臨む、絶景だと思っている。その迫力に、一瞬、足がすくむが、負けじと僕も、前へ進む。早足で進む。目の丸い女の子とすれ違う、癖毛の似合う男性とすれ違う。こんなにもたくさんの人がいるのに、どうして何人か、目に懐く種類の者がいる。不思議だ。不思議だけど、考えてはいられない。
 この景色は、僕だけのもの。僕だけのものだ。

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